2017/03/12

産地見学ツアーとうれしいこと





昨日は大ナゴヤ大学さん主催で私がガイドを務めさせてもらった
尾州産地見学ツアーでした。

知人、友人がSNS等で広めてくださり、ほぼ満員のツアーとなりました。
ありがとうございました!

参加してくださった方には、身の回りの布について、もう一度考えていただくきっかけになればいいなあと思っています。

どういうところで布が作られ、縫われているのか
どんな人が作っているのか。

尾州だけでなく全国、そして世界の「服」が作られる現場について考えていただければ、と思います。


単純に工場は楽しいし、面白いけど、じゃあその裏に何があるのか。
楽しんでほしいし、面白くしたい。
でも何を抱えているのか感じてほしいなと思っています。


最近繊維業界の方が「勇気をもらいにきました!」「元気をもらいにきました!」といってイベントなどにお越しいただくことが増えました。

本当に嬉しいことです。
ありがとうございます。

下降をたどる繊維業界に、「布が好きだから」という気持ちだけでぶつかっていこうとするとき
産地に入ることを決めたら、簡単には辞めれないこと(産地の方にとってとても失礼にあたるので)
高齢化が進む現状に焦ったり、自分の実力のなさに落ち込んだり

私も一緒です!

でもこうして繊維業界の方々が頑張ろうってお互いに目線を合わせていることは、全国の繊維業界が今変わろうとしている証拠です

何だかとても嬉しいし、苦しい時も悩んだ時もたくさんあったけどterihaeruやっててよかったなあ。。
terihaeruは照り映えるで「光をあてる」みたいなイメージでやってきたので、そうやっていろんな人に光が当たってるみたいで嬉しい。

お話ししている中で「でも新しい時代が来ますよね」という言葉が出たとき、ぐわ〜〜となりました。

布にとっての、新しい時代。

日本の繊維産地の新しい時代。

作りたい。


がんばろ。

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