2015/09/16

9月新作!

本日terihaeru新作発表いたしましたー!

今回はいよいよ洋服です。
私が欲しい「ベーシックでミニマム」なスタイルを提案してみました。
モデルたきちゃん。ありがとーー!

今回から月イチで新作発表していくわけですが、服のカタチは変わらず布が変わっていきます。わくわくでしょ。


今回は「雨」がテーマで織物、プリントで制作してます。
毎月織物、プリント1つずつで作っていきますよ〜

本当は5月あたりから動いていたのですが諸事情により3ヶ月ほど遅れてしまいました。

ファッション界の暗黙のルールみたいなものは無視して、どれだだけかわいい布ができるのか、ということを意識してやっています。
季節の色、というものがあるけど、私はこの月はこういう色だと思う!という提案もしていきたいなーと考えてます。
あとこれから秋冬だけど、ダークな色合いばっかりになるのがすごく嫌なので、terihaeruとしては明るい色を使っていきます。黒ベタな生地は絶対作りません。




あとそれと同時に、「1textile 1story」というフリーペーパーも製作中です。もうすぐ印刷からあがってくるハズ。

これは、いつもお世話になっている機屋さんにインタビューして、どんな半生だったのか?機屋の仕事とは?布とは?ということを書いています。

個人的な話になってしまいますが、卒制から続く「布とは?」の問いの続きです。
ションヘル織機を動かす技術の伝承ももちろん大切。
でもおじいちゃんおばあちゃんだけでやっている機屋さんってすごいなーと今まで見てきて実感していて、
80近いのに、なんでここまで機屋をやってきているのか、というところに興味があって、この機会にお話を聞こうと思ったんです。

技術と歴史。そのどちらとも継承する必要があると思います。

ぶっちゃけ、自分には技術のぎの字もまだないので、お話を聞くぐらいしか残っていなかったというのもありマス^^;

でも小さい機屋さんってみんな知らないし、入りづらいし、正直お仕事中にお話も聞きづらい。笑
それをフリーペーパーにすることによって、広く伝わればいいなーと微力ながら考えておりマス。



発売はもう少し後になってしまいますが、生地触ると印象全然変わるのでお手にとれる機会があればなーと思っております。


またお知らせします^^



2015/09/02

布は楽しむもの。




本日は次回の次回の生地の織り付けでございました。

今回も高齢の方にやっていただいてます、、


今年79歳の岩田さんです。(実は前回も違う岩田さんでした笑)



岩田さん、すごい。すごく大変な道を歩いてきていらっしゃいます。
このお話は後日。



美談だけではない。きっと嫌なことだって多い。
織るのって大変。。

どうして楽しくない仕事になってしまったんだろうなあ


実はそこが核だったりしてね。。




布って楽しいものだと思うから。
逆に楽しいから作るモノだと思うんです。
稼ぐための布ではなく、織るのを楽しむ布(見て楽しい布)
お金も大事だけど、お金を優先しすぎたから全国の繊維産地がこうなってるわけで。
産地がもっと楽しんでいれば、違うのかもしれないですね。




どんな生地になるか、おたのしみに^^