『私のニッポンは私のおばあちゃんです。』
おばあちゃんは早起き。
家の庭を芝生で緑いっぱいにして、
色とりどり四季折々の花をプランターに溢れんばかりに咲かせていました。
おばあちゃんが亡くなった今、そのプランターや庭は寂しげになりました。
おばあちゃんがどれだけ苦労して育てていたか
いなくなってから、よく分かりました。
おばあちゃんはこう言っていました。
「お客さんが来たときに、お花がいっぱいあったほうが気持ちいいじゃない」
おばあちゃんは趣味で庭を彩っていた訳ではなかったのです。
自分の為ではなく、家族の為ではなく
うちに来るお客さんの為に
私はそういう感情を持ち続けていけるのだろうか?
そういう感情をニッポンは忘れてないだろうか?
わすれたくないよね。