2017/07/25

いとへんの会!


先週末、群馬桐生で行われた「いとへんの会」に参加してきました!

春以来の桐生、涼しくて気持ちよかったなあ〜〜


今回の講義は泉工業のめいねさんの授業
テリハエルにラメは不可欠なのですが
ラメのことをあまり知らなかったし
展示会でめいねさんとお話したことはあったけど
もっと話しを聞きたいな、と思って桐生行きを決めました


ラメ糸が出来上がるまでの工程をWSで解説していて、すごくわかりやすかったし
何よりもめいねさんのラメ糸に対する愛情と会社への思いがとてもまっすぐ届いて
すごいことだなあと思った

ここで「熱いですねえ!!」というのは違うのです

そこまでの気持ちにならないと、会社とか繊維業界って変えられないのです
私も同じ気持ちなので「熱いなあ」とは思わない

「熱いなあ」と感じる方は別にこの業界は変わりっこないよ、って思っている気がする
どこか他人事で嫌いな言葉です

私はそれは愛情だと思う

めいねさんはその愛情を10年も続けて感じ、行動していて、ラメ糸のことが好きでたまらない!というのがビシビシ伝わってきて
10年先、私もこんな風になっているだろうか、布のことをこんなに理解できているだろうか?と未来を想像してしまいました

そしていろんなことに揉まれながら10年の時間を経験してきたんだ、と思うとやっぱり尊敬なのです



こうして産地の外でいろんな方に会うと
みんな同じことを感じて行動していて
そうやって行動している人たちみんな家族のような
抱き合いたくなるような関係なのです



濃い時間でした


















2017/07/16

苦手克服しよう

あっというまに夏になった
セミが鳴いている

新作を作っているんだけど
今回はきちんと1人で整経からやってみよう!というのでやっているんだけど(全然手伝ってもらってるけど汗)
全然できなくて、落ちこんだ。。
instagramで@hataya_nikkiで公開しています


糸は正直だから、集中して糸ときちんと向き合わないと怒ってしまう
わかってたはずだけど、失敗した、、
すごい時間かかっててうわあ...orzとなる


織物の良さはやっぱり糸にあると思う。そして糸の使い方。

私は学生時代はプリントのほうが好きだったんだけど
尾州の布、っていうか師匠の布を見てから織物に惚れてしまった


織りでフリーのデザイナーやってる人が少ないのも
やっぱり難しいからだろうなあと思う。
デザイン的なものと設計の算数がいるっていう正反対のものを乗りこなせないとできない

バリバリ文系の私にはもう苦手中の苦手!


でもなんか苦手だと思ってたものが「やらんかい!」ってよく目の前にぶら下がるようになってきていて、それはそれでおもしろい。
人生やなーと思う。


最近初期に作った生地にオーダーがついたので
久々におじいちゃんに織ってもらったんだけど(私は新作につきっきりでできなかった)
あの時と同じ言葉を言っていて、おもしろかった!
「なんやこれ、あっさりしとんなー」って
でも可愛くなるから大丈夫よーって





なんとなく、また新しい風が吹いています
人が変わっていく様子を見るのはとてもきらきらしていて、まぶしいです
どうなるかわからない
でも明るい方向を見てて
パズルが埋まっていくようにピッタリな感じ

毎日魂が震える思いです。

暑いし、しんどいけど、これが真の仕事かな、と思う時間を過ごしています。


この3連休は機屋に費やしますが
次の週末は桐生にて「いとへんの会」に行くのでそれが楽しみ
ラメリストめいねさんのお話と繊維の同窓会になりそうでワクワクです

道中松本とか寄っていこう!